地域歯科保健活動歯の健康教室

昭和54年から秋田市と秋田市歯科医師会で共催している事業です。
秋田県は以前から一人当たりのむし歯の本数が多く、各児童生徒の口の中の環境改善のため、学校で養護の先生を中心にむし歯予防の保健指導を活発に展開されていますが、それだけでは限界があります。
そこで我々歯科医師会の会員が専門家からの立場で、実際に学校に赴き、各児童生徒に直接指導し、意識改革を行うものです。対象となる児童は、むし歯になりやすい時期である混合歯列期であり、またひとり磨きがしっかりできるようになる4、5年生です。
内容は学校歯科医による口腔に関する講話を行い、その後自分たちの歯に付着しているプラークを染色液で染め出しその存在を確認してもらい、鏡をみながら歯ブラシでプラークを落としてもらいます。
以上のことを通して、児童生徒の皆さんに口の中に関心を持ってもらい、より実践的なブラッシングの方法を身につけてもらうことが、この事業の目的です。
現在は要望があれば中学校にも対応しております。

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